TOP>薬理学の教科書 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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□ 薬理学教科書の選び方 薬理学はどの大学でもテスト、実習ともに大変な科目となっているようである。麻酔薬、抗精神病薬、心臓、抗生物質等々の総論があり、さらに細かい薬の名前まで覚えなければいけないとなると相当なボリュームとなる。実習に関しても、生き物を使った実験なので細心の注意を払わなければいけないし、薬理作用は個体によってブレがあるため解析が難しい。なかなか苦労する科目である。 薬理学で重要なのは総論であり、この部分がしっかり書かれている教科書を重用したい。逆に、各薬剤別の細かい作用はメジャーなもの以外は覚えなくてもいい。そこまで覚えていると時間がなくなってしまう。実習レポートに用いるためにある程度詳しいものを選ぶとすると、NEW薬理学がおすすめである。テスト対策にもレポート考察にも使える万能な一冊であり、現在医学生、薬学生から最も支持を得ている教科書である。標準薬理学は他の標準シリーズほどの詳細解説はないため、ここではあまりアピールポイントがない。NEW薬理学以外では、カラー図、まとめ記述のしっかりとしたイラストレイテッド薬理学がいい。薬理作用の機序が分かりやすく図示されている。 薬理作用の理解を深めたかったり、臨床研修の前の復習として読むのならば病態生理に基づく臨床薬理学が適している。その名の通り、病態と薬理を結び付けて解説してくれている。 □ 薬理学の教科書解説
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[医学生の教科書] |