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□ 解説 生化学の本格的な学習書。2〜3年ごとに改定されるため、最新の知識を得ることができる。アメリカでは医学生のスタンダードな教科書となっている。イラストレイテッド版の方が図が多く、内容がコンパクトにまとまっている。正直、イラストレイテッド版でも詳しすぎる程の内容である。 生化学においては代謝経路の全体像を把握することが大切であるが、イラストレイテッド版はその経路が図示されており、その図の数も豊富であるため役に立つ。代謝経路は、定期試験レベル不必要と思われる反応まで記載されているが、その取捨選択に関しては授業やシンプル生化学等を用いて要点を絞っていくことが大切である。 初学者はイラストレイテッド版、臨床を学んで再度生化学を学ぶ者はハーパー生化学を用いることをお勧めする。 □ Good ・これだけ詳しい生化学の教科書はない。辞書的に使いたい。 ・生化学の知識だけでなく、医学的見地からの解説もなされているため、研修医となってからも役に立つ。 ・章末にその章のまとめがされている。時間のない時はここを読むだけでもそれなりに試験対策ができる。 ・26版に関しては前版から300ページも削減されている。全体像をわかりやすくしようという試みのようだ。 ・イラストレイテッド版の代謝経路図は秀逸である・これだけでも見ておく価値はある。 ・分量が多いとは言っても、各章は10-20ページにまとまっていて、二色刷りで見やすい。 ・改訂に伴い、分子生物学、細胞生物学等の最新の記述が充実してきている。 □ Bad ・索引をもう少し充実させてくれると使い勝手が良くなる。 ・図が別のページに書かれていたりする。 □ ハーパー生化学のデータ
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