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□ 解説 できったシリーズの中でも評判の良い一冊。神経疾患は解剖部分が複雑であるため、暗記しづらく、どうしても難しい印象を受けてしまう。そこを図と丁寧な解説でフォローしているのが本書である。神経では、丸暗記してしまってはダメな項目が多い。例えば、MLF症候群の眼の向く方向や延髄外側症候群の症状などが挙げられる。本書では、なぜそのような症状が出るのかを、解剖の知識と合わせて理解できるようになっている。 神経分野の勉強は、本書とイラスト解剖学があれば完璧であると思う。 STEP内科だと、文章中心なので、少々理解が難しいところもあるかもしれない。 □ Good ・動系、感覚系の走行がいまひとつ憶えられない人にとっては非常に良い。 ・専門用語を図でしっかりと理解させようとする意図が感じられる。 ・総論の伝導路の部分は秀逸。 ・これ以上神経内科を簡単に説明している教科書はない。 □ Bad ・総論は利用価値あり。各論はいまいち。 □ 病態生理できった神経疾患データ
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