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組織学の教科書
組織学教科書の選び方

組織学は、人体の正常構造を顕微鏡レベルで学習する学問である。解剖学と同様に、文章知識だけでなく、顕微鏡図も覚えなければいけないため、解説書とアトラスを1冊ずつ携帯する必要がある。解剖学ほどアトラスは重要ではなく、標本の多く載っている教科書を選べばアトラスなしでも乗り切ることができる。各器官の特徴的な標本が掲載された組織細胞生物学は、テキスト解説も豊富であるので、これ一冊でも十分やっていけると思う。
かつては、標準組織学が教科書として主流であったが、図が少ないことと文章が読みづらいことで、学生の試験勉強用としては使いづらいものとなっている。
アトラスを一冊選ぶなら機能を中心とした図説組織学が見やすくてお勧めできる。


組織学の教科書解説

組織学の教科書アンケート
テキスト中心 詳しさ
標準組織学 ★★★★★
入門組織学 ★★
組織細胞生物学 ★★★★
ジュンケイラ組織学 ★★★

組織学アトラス 見やすさ
組織学カラーアトラス ★★
機能を中心とした図説組織学 ★★★★★
カラーアトラス機能組織学 ★★★
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