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感染症学の教科書

基本方針：臨床医学教科書の選び方

□ 感染症学で学ぶこと 感染症学では、微生物学を基礎とした疾患を学ぶ。細菌群だけを取って見ても、ブドウ球菌、肺炎球菌、破傷風菌、緑膿菌・・・・などとあり、それぞれの引き起こす疾患も膨大にある。A群β溶血やB群連鎖球菌などの紛らわしい菌もたくさんある。つまり、微生物学と同様に暗記要素がかなり強い分野と言える。 ちなみに、感染症の分野は医師国家試験で1割弱（45問程度）出題されるため、臨床講義の段階でしっかり勉強しておいて損はない。 □ 感染症学教科書の選び方 情報量が多いだけあって、手を広げすぎると整理しきれなくなってしまう。ある程度まとまった状態の教科書が望ましい。カンタン教科書を比べてみると、STEP内科2（血液・感染症）と病気がみえるは、他分野と感染症が一緒になっていて、比較的通読しやすい。ただ、ステップは文字が多いため、情報を整理するのには適していないかもしれない。 また、基礎医学の微生物学とのかかわりが強いため、復習書としてはお手軽な微生物学250ポイントが便利である。 □ 感染症学教科書のデータ 分類 書名 Amazon 要点生理 STEP内科2（血液・感染症） ○ 病気がみえる免疫・膠原病・感染症 ○ 新・病態生理できった内科学9 ○ アイメディスン感染症 未発売 成書 標準感染症学 ○ 臨床 レジデントのための感染症診断マニュアル ○ 専門医を目指すケースメソッドアプローチ ○ 基礎医学 ブラック微生物学 ○ 微生物学250ポイント ○

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