TOP>耳鼻咽喉科の教科書 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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□ 耳鼻咽喉科で学ぶこと 眼科同様に小さな場所に多くの器官が詰まっているため、解剖を理解することが学習の大きな一歩となる。そして、耳鼻科領域特有の各種検査を覚える。インピーダンスオージオメトリー、純音聴力検査、温度眼振検査などがあるが、これらは感音難聴、伝音難聴の鑑別に必要であり、検査結果のグラフとともに医師国家試験頻出領域である。 鼻領域でも解剖が重要であり、疾患では副鼻腔炎が重要である。どの副鼻腔に炎症が浸潤しているのかを問う問題も多い。 咽喉頭領域では悪性腫瘍が重要である。 □ 耳鼻咽喉科教科書の選び方 ・解剖 耳鼻咽喉科領域は解剖がややこしい。耳の内部は肉眼解剖的にも複雑であるし、ライスネル膜-蝸牛管-基底板などのミクロ解剖も知っておかなければ問題に解答できない場合がある。また、咽喉頭の解剖は多くの医学生が苦手とするところだろう。上中下咽頭にそれぞれどんな器官が属しているかを記憶しておく必要がある。ここでも眼科と同じくネッター解剖学アトラスで確認しておく。病態生理と一緒に解剖を確認したいときは、イラスト解剖学がおすすめである。 ・疾患 検査をしっかりと理解することが大切。なぜこのようなグラフになるのかを理解すれば、暗記量がぐっと減ってくる。STEP耳鼻咽喉科なら2日で通読できる。各種検査の説明も分かりやすいのでおすすめである。また、隠れた名書としては金芳堂の耳鼻咽喉科学が挙げられる。250ページの本であるがSTEP耳鼻咽喉科と比べても見劣りしないと思う。 眼科同様にあっさり仕上げたい人は国試マニュアル100%を使用する。この本にも簡単な説明は載っている。 □ 耳鼻咽喉科教科書のデータ
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