TOP>放射線科の教科書 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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□ 放射線科で学ぶこと 放射線科では、全科目の画像診断を横断的に学習する。各科目の主要疾患を取り上げて画像の診方などを横断的に学習する。最も重要な教科は神経であり、脳血管疾患が取り上げられる。CTとMRIの違い、拡散強調画像、脳梗塞・クモ膜下出血の所見などの基本的なことを思い出しながら勉強すれば試験は問題ない。次に重要なのは消化器、肝・胆・膵、呼吸器あたりである。 疾患の所見に加えて、放射線の基礎知識も学ぶ。放射線感受性に関する問題や放射線の副作用などである。どれも一度は聞いたことのある知識なので、ある程度勉強してきた人は楽だと思う。 □ 放射線科の教科書の選び方 疾患の解説はSTEP放射線科が詳しいが、画像解説がいまいち。画像診断コンパクトナビや100問ノススメは画像所見のシェーマが優れているため、画像問題が苦手な学生でも読みやすい。内科的な解説が少ないという欠点はあるが、今まで使用してきた教科書を併用すれば問題ない。100問ノススメ のシェーマが大変わかりやすく、短時間ですませたいという人にはお勧め。放射線科の疾患は他科目の際にも勉強しているので、あっさり仕上げてもいいかとも思う。 放射線科で扱う疾患を詳しく学びたい場合は標準放射線医学がある。かなり分量が多いため、オーバーワークにならないように気をつける。放射線科の問題は医師国家試験では5題ぐらいしか出ない。 □ 放射線科の教科書データ
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