TOP>メジャー科目教科書の選び方 | ||||||||||||||||||||||||
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メジャー科目とは、循環器、消化器、肝・胆・膵、呼吸器、神経、救急、内分泌・代謝、アレルギー・膠原病、血液、感染症、腎臓のことを言う。 臨床医学では、基礎医学よりも教科書が選びやすい。基礎医学では科目ごとに何冊も教科書が存在したが、メジャー科目臨床医学では全ての科目共通で、内科学成書(主に朝倉内科学)とカンタン教科書で事が足りてしまう。そのため、朝倉内科学とカンタン教科書の特性を理解してしまえば、自身の方針や科目に応じてそれらを組み合わせていくだけでよくなる。私の周りの主な選び方は以下のパターンである。
使用者が多い順に並べてみた。教授からは怒られそうだが、@のパターンが最も頻度が高い気がする。これは、「試験は通しさえすればいい」という考えの人が多いためであり、病気がみえる単体が最高の教科書パターンというわけではない。知識量が増えるのはAのパターンではないだろうか。Bは朝倉内科学が通読に向かないため、なんだかんだで病気がみえる主体になってしまい、知識量はAのパターンに負ける気がする。 割合としては、@〜Bで70%ぐらいは占めていると思う。私の大学でハリソン内科学の共同購入を募集したところ5人ぐらいしか集まらなかったので、Dのパターンまでいくと1割以下になってしまう。 教科書のパターンはどれでもいいと思うが、病気がみえるという便利な教科書があるのだから、これを活用しない手はないと思う。実際に図表に含まれる情報量は多いし、これ一冊でもかなりの知識が整理されると思う。 |
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[医学生の教科書] |